おしりケーション⭕️❌クイズ
嬉しいことに、「おしりケーション」という言葉、更にたくさんのママさんパパさん達に使われています。
楽しいおむつなし育児、への貢献ができているようで、嬉しいです。
でも、たくさん使われてきたからこそ、ママさん達からもお問い合わせやご相談が増えてきてもいます。
多くは、「キャッチができなくておしりケーションができません」というもの。
あれ?なんだか、おしりケーション、自体がプレッシャーになっている??
挫折、のきっかけにすらなっている?!
というわけで、そんな誤解を取り除けたらなぁ、と、私なりのクイズをつくってみました。
1:おしりケーション、はおまるでの排泄が成功した時に使う。
私的見解:❌
おまるでキャッチできたら、それはもちろんナイスおしりケーション!
けれど、排泄ができた、できない、はおしりケーションの単なる一部にすぎないのではないかな、と思います。
おむつでの排泄にも、「いっぱいでたね」「すぐ取り替えるね」「おしりさらさらにしようね」と赤ちゃんと触れ合う。これこそがおしりケーションだと思います。
おまるに手が出せないママさんパパさんも、赤ちゃんとのおしりケーションは楽しめるはずです。
2:おしりケーションは紙おむつではできない。
私的見解:△
赤ちゃんは紙おむつにだって排泄をします。
おしりケーション、というのは、その「紙おむつでの排泄」、を、いかに快適にしてあげられるか、という事を考えるきっかけになるのではないかなと思います。
汚れた紙おむつを何時間もつけるのではなく、排泄後にスムーズに取り替えて、蒸れを防いであげる。紙おむつを使いながらも、紙おむつを外してあげる時間を作ってあげる、など、紙おむつだからこそのポジティブなおしりケーションは可能と考えます。
でも!紙おむつを全面的に推奨しているわけではありません。
このお話はまた別の機会に。
3:布おむつを使っているからおしりケーション合格!
私的見解:❌
布おむつを使っていても、おむつが汚れたままだったら赤ちゃんは不快なままです。
おしっこしたかな?うんちさん出たかな?って気にしてあげる、そしておしりがさらさらでいられるように助けてあげる事、が大事だと思います。
布おむつだと、おしりを包む時の幸せ感が倍増する気がするので、おしりケーショングッズとしては百点満点(宣伝?!笑)とは思っています。
4:おしりケーションは誰でもいつからでもできる
私的見解:⭕️
頻尿さん、ゆるゆるさん、きばりやさん。
いろいろな排泄のパターンがありますが、その排泄のパターンを知ることこそおしりケーションの基礎であり醍醐味であると思います。
新生児さんにだって、おしりが小さいうちに両手で包んであげたり、おしっこの時に声をかけてあげたり、できるはずです。
新生児さんが一生懸命排泄をする様子はとても可愛いですものね。それに寄り添ってあげることこそが、おしりケーションの一部と思います。
5:キャッチが上手くいかない。ので失敗。
私的見解:❌
おむつにしちゃった。
お漏らししちゃった。
でもこれって失敗なのかなぁ?
3大欲求のうちの、食欲、睡眠欲、について、「お腹空きすぎちゃった」「寝すぎちゃった」、と失敗と捉えることは少ないと思うのに、排泄については失敗と捉えることが多いのは、不思議で残念なことな気がしませんか?
排泄、自体は、身体が機能している証拠であり、観察することで健康のバロメーターにもなるはずです。
おまるでキャッチができなくても、排泄に寄り添うこと自体が、ママとしてパパとしても重要と思います。キャッチできなかったな、という気にかけているママさんパパさんの姿勢こそ、すでにおしりケーションがなされているように思えます。
だから、こういった意味での失敗、というのは存在しないのではないかなぁと思います。
6:でもおしりケーションにも失敗はある
私的見解:⭕️
こうした上記の見方をまとめてみると、排泄自体を失敗と捉えること自体がおしりケーションの失敗、と言えるのかもしれません。
排泄自体は失敗も成功もなく、ただ身体の自然な機能の一部です。
その排泄に対して、「どうしてここでやっちゃったの!」とか、「いっぱい出したから漏れちゃった」なんてネガティブになってしまっていたら、それはおしりケーションが上手くいっているとは言えないかもしれません。
コミュニケーションとしての排泄への寄り添い、という観点から、排泄とのおつきあいを見直せたら、また少し育児が楽になるのかなぁと思います。
まとめ
以上、いろいろな方のお話を聞きながら考えてきたことを記載してみました。
おしりケーション。
赤ちゃんとの幸せな育児、を実感できる、おむつなし育児へのハードルを下げるきっかけになれば、と思って産み出した造語でした。
これからも、幸せな育児、を応援する言葉として使っていけたらいいなと思います。