紙おむつvs布おむつ 費用比較 オーストラリアの場合 2018年06月26日

ちょっと衝撃的な写真💦

布おむつ屋さんをやっているのは、私にとって布おむつライフがとても簡単で、
楽しく実りあるものだったので、そしてかわいい布おむつが好きなので、
という点が原点なので、普段はそういうアプローチをしているのですが、

布おむつって、紙おむつより節約できます、という点が
フォーカスされることもしばしばあり、
多くの人の関心の点であることも事実。

でも、実際は布おむつに紙おむつ、
たくさんの種類があって値段も様々なので、

なかなかしっかりした比較ができません。

それを、今回 ブリスベンにある素敵な布おむつのセレクトショップ、
Nest Nappiesさんが、市場に出ている一般的な紙おむつをピックアップして、
比較調査している記事を発見しました。
https://nestnappies.com.au/2017/11/07/breaking-down-the-costs-of-nappies-cloth-nappies-vs-disposables/

おむつ交換って、何気なくやっていることも多いので、総数としてみる機会があまりありませんよね。

そういう点で、興味深い記事だったので、ご了承を経て一部意訳し、抜粋記載しました。
以下、抜粋となります
(*は私の個人的な注釈です)。

*************

【そもそも何枚必要?】

まず、基礎となる数字として、
総おむつ数。
2歳半までおむつを使うとすると、
使用回数は6,570回。
内訳は以下のとおり。

新生児期:1日12枚 x3ヶ月= 1,080枚

3−6ヶ月: 1日9枚 x3ヶ月=810枚

6−12ヶ月:1日6枚 x6ヶ月=1,080枚

12−18ヶ月:1日6枚 x 6ヶ月=1,080枚

18ヶ月ー2.5歳:1日6枚 x 12ヶ月=1,460枚

これに2歳から使われる夜用のおむつ
(*オーストラリアでは夜用のパンツが一般的に販売されています)
を5歳まで使うと考えると
(*夜のおむつはずしの平均と言われています)、
さらに1,068枚が必要となります。

これは、布おむつであれば24組でなんとか賄えるもので、赤ちゃん一人分だけでなく、その後も赤ちゃんに恵まれれば繰り返し使えるし、お友達に譲ることや、寄附するなど、また使い道があるわけで、つまりゴミになるまでもっともっと使える時間が増えるのです
(*製品寿命が長くなる、という感じ)。

もちろん24組でも賄うことができますが、Nest Nappiesでは少しでも快適に布おむつライフを送るには以下のとおりの数をお勧めしています。

新生児期(0〜4/6ヶ月): 30-36組
ワンサイズおむつ(6ヶ月~おむつはずしまで): 18-24組

これに夜用の布おむつを使う場合には、ワンサイズのものを3組ほど用意するとよいでしょう。
サイズごとに揃えるのであれば、そのサイズごとに3組あると良いと思います。

【布 vs  紙 費用は?】

費用の分析は、紙おむつ一つとっても、お店や地域、ブランドやスタイルによってかなり価格がちがうこと、さらにそれに加えてセール価格などもあるので、かなり難しいものです。
今回は、主要スーパーマーケットで購入できるオンライン価格を基準としました。

<以下、本文では表にて紹介されていますが、
主要部分だけ抜粋し、
日本円換算額も加えています>

代表的なおむつメーカー9種類のもの、
すべての月齢を合わせてみてみると、
一枚あたり$0.15 (約13.5円)から$0.64(約57.6円)
が一般的なコストとなっています。

このコストを平均化し、
各月齢グループ別の使用回数で計算すると

新生児期:約25,394円(1日12枚 x3ヶ月= 1,080枚)1枚あたり23円

3−6ヶ月: 約20,777円(1日9枚 x3ヶ月=810枚)1枚あたり25円

6−12ヶ月:約30,600円 (1日6枚 x6ヶ月=1,080枚)1枚あたり28円

12−18ヶ月:約37,796円(1日6枚 x 6ヶ月=1,080枚)1枚あたり35円

18ヶ月ー2.5歳:約67,343円 (1日4枚 x 12ヶ月=1,460枚として)1枚あたり46円

このコストを平均化し、各月齢グループ別の使用回数で計算すると、なんと2年半で総額約18万1926円($2,021.40)。

これに加え、夜用のパンツ型のおむつは一枚約90円から約120円ほどかかり、
前出のとおり5歳まで使っていくと、
約11万3101円($1256.68)となる。

つまり、日中夜紙おむつを使うと、
総額約29万5027円($3278.08)にもなるのです!

これに対して、布おむつを使う、となると、
どれだけ費用を使うかはあなた次第ですし、
予算にも合わせることができます。


(*Nest Nappiesの著者さんのことです)
の感覚だと、
皆さん13万5000円($1500)くらいを
平均予算とされていると思います。
Nest Nappiesで用意している布おむつの価格は以下のとおりです。 

フラットシート(*輪おむつのようなもの)
:$3.74-$12.95
プレフォルド(*成型おむつのようなもの)
:$10.00-$18.00
Fitted(*カバー型の吸収体。別途カバー要)
:$22.95-$31.95
AIO / AIT(*一体型・一体型になるEcoNapsのようなもの)
:$22.95-$37.95

<*本文では、月齢別の費用についても記載があります>

これに夜用布おむつを追加する場合には、$150-$200くらいが予算になります。

というわけで、
新生児用とワンサイズのおむつを組み合わせて、
夜用の布おむつを加えると、
高価なブランドのものを使っても、
$1,662.20くらいが総費用となります。

もちろん、全てを高額なもので揃える必要もなく、
いろいろなものを取り入れ、そしてまとめ買いも活用すれば、
この額は随分変わってくると思います。

こうしてみると、布おむつだと、
赤ちゃん一人が使う紙おむつにかかる費用の
半分で済むことがわかります。

もしもさらに赤ちゃんに恵まれるとなると、もっと節約ができますね。

【おしりふき】

おしりふきを布に変えることでも、節約効果があります。
おしりふきだけじゃない使用用途もありますし
(私は胸のパッドにも使っていました!)。

おしりふきの使用枚数は、排泄量や、
おしりふきの使い方がどれだけ上手か、
にもよりますが、ここでは
1回のオムツ替えにつき平均2枚として
試算しています。

<以下、本文では表にて紹介されていますが、
主要部分だけ抜粋し、日本円換算額も加えています>

まずは使用枚数は以下のとおり。

新生児期:2,160枚 

3−6ヶ月: 1,620枚 

6−12ヶ月:2,160枚 

12−18ヶ月:2,160枚 

18ヶ月ー2.5歳:2,920枚 

合計枚数は11,020枚!

そしてコストですが、
代表的なおしりふき12類のもの、
100枚あたり$2.08 (約187.2円)から$12.50(約1,125円)
が一般的なコストとなっています。
(*日本に比べて随分高いですね💦)

このコストを平均化し
(*同じブランドでも、定価とセール価格で随分違いがあるので)、
各ブランドで総数利用すると、費用としては
一番安いものでも$325.09 = 約29,258円
との試算となっています。

これを布おしりふきで賄えば、
一回に2枚使うとして、布おむつとあわせて揃えると、
約5,400円から約14,364円で
揃えることができます。

 

【お洗濯の費用は?】
でも布おむつってお洗濯の費用があるでしょう?
とよく聞かれます。
毎週のお洗濯の回数が増えるので、
やはり電気代や水道代、そして洗剤代などもかさんできますが、
これはもちろん、電気会社
(*オーストラリアでは何社かあり、
価格が随分違うことがあります)
や洗濯時の水温
(*温度調整できる洗濯機がほとんどです)、
洗濯機の種類によっても随分変わってきます。

我が家
(*Nest Nappiesの著者のことです)
の生活費が特に上がった印象もありませんし、
私自身は調査していませんが、
この点を調査している団体もあります。
そうした調査結果をみると、負担の幅は
約4,500円から約15,300円くらいだとされています。

 

というわけで、布おむつの初期投資に
すこし怯んでしまう方もいらっしゃるかと思いますが、
最終的にかかる費用の比較をみると、布おむつの方が
費用対効果はとても高いこと、がお分かり頂けると思います。

 

注)この記事に使用した価格はColes Online, Woolworths Online and Aldi online, Nest Nappiesを参照し、2017年11月当時のものです。

 

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以上が意訳抜粋となります、いかがでしたでしょうか?

ところかわれば、のお国事情で、比較しやすい部分と
比較しにくい部分がありますが、日本も
紙おむつのコストの部分では同じくらいの負担になっている気がします。

ただ、日本では、布おむつを安価で&
カバーを少なめでやりくりされる方が多いので、
特に節約効果はわかりやすいかもしれません。

私としては、こうしたオーストラリアのスタイルでの
布おむつライフをしていたから、というのもありますが、

あまり節約部分にはやっぱりおお!と思うものがなかったけれど、
紙おむつの消費量、にやはり愕然としたというのが

正直なところです。

布おむつを使い始めてから、

「紙おむつはとても助かるものだけれど、
必需品ではない」という感覚に
シフトしていったのですが、

今回この数値をみると、
必需品ではないのに必需品のように使われていて、
実はすごい量の消費をしている、

というようにもみえてきます。

これだけお金のかかる、シングルユース品なんだなぁと思います。
むしろ贅沢品くらいに見えてきます。

 

こういう見方をすると、やっぱりおむつなし育児はとても理にかなっていて、1回1回のキャッチまたはノーキャッチが、

とても意義のあるものだと思うのです。

紙おむつユーザーさんでも、布おむつユーザーさんでもできるおむつなし育児、これからも

応援できればと思います🙌🙌

出典元:Nest Nappies 
参照先: https://nestnappies.com.au/2017/11/07/breaking-down-the-costs-of-nappies-cloth-nappies-vs-disposables/