世界環境デー:布おむつでごみを減らしましょう☀︎ 2015年06月05日

6月5日は世界環境デーです(なんと日本が提唱し採用されたのだとか!)。環境とおむつ、大切な関係があります。今回のブログは布おむつとごみについて書いておきたいと思います。

私自身が布おむつを使い始めたのは幾つか理由がありますが、その一つは紙おむつによるごみの増量でした。紙おむつのみ使用していた新生児の時期、我が家には紙おむつ専用のごみ箱を用意していましたが、これがいつもすぐにいっぱいになっていました。その量は毎回ずっしり重く、ごみ捨てに行くたびに、「おむつだけでこんなに?」と思っていたのを覚えています。このごみの量、実際にどれくらいの量になるか、なかなか日本ではデータがないようです(1日あたりの重さなど測っておけばよかった。。。)が、新生児であれば1日10枚以上使うのはざら、となると最低でも最初の1ヶ月で300枚も廃棄していることになります。どうりでゴミ捨てが重くて頻繁だったはずですね。。。

もちろん赤ちゃんが大きくなれば、おむつ交換の頻度も少なくなり、廃棄量は減っていくのですが、おむつ離れが始まる2歳くらいでも、まだまだ1日6枚は交換する日がほとんどです。1日6枚なら1ヶ月で180枚です。一家庭でこの量であれば、国全体ではどれくらいになるのでしょう。オーストラリアではなんと1日560万枚も使われているというデータがあります。オーストラリアの出生数は2014年で31万人ほど。日本の出生数は、100万人ほどです。日本でもかなりの量が使われているという想像ができます。

赤ちゃんがおむつを必要な期間、布おむつが減らす紙おむつ廃棄量はとても大きな量になります。100%布おむつの生活に踏み切れない方にも、ご自分の使いやすい枚数での布おむつ生活をおすすめしたい理由がここにあります。たった1枚が、どれだけの量の紙おむつの代用となるか。1枚でもごみ削減につながります。

布おむつの環境負担を考えるとき、しばしば洗濯にかかる水道の使用量、下水処理の負担、そして電気代などが環境負担として指摘され、紙おむつとの大差がないとする意見をみる事があります。これについては、近年オーストラリアにて、まった!をかける研究結果が発表されました。この研究では、赤ちゃん一人あたりの、一年間に利用する紙おむつの量にまつわる、製造過程での環境負担についても考察されています。すると、例えば原材料を確保するのに必要な耕地の広さが、布おむつが13〜40㎡であるのに対し、紙おむつが407〜829㎡、水資源の利用が布おむつ19〜32㎡に対し紙おむつが14〜28㎡。電気使用量が布おむつは0.3〜0.5GJ(ギガジュール)に対し、紙おむつが1.2〜2.5GJ、そして最終的な廃棄量が布おむつ3〜6kgに対し紙おむつ288〜360kgとなっています(出典:http://www.darlingsdownunder.com.au/environment-impact-cloth-v-disposable-nappies.htm)。

色々な要素により数値は変わってくるのだと思いますが、布おむつの洗濯により紙おむつの環境負担量との区別はつけられない、ということは一概には言えないのではないかと思わせる研究結果となっていて、興味深いものでした。また、追記しておくと、研究にて検証された布おむつは綿で作られたものを想定していますが、Cushie Tushiesの布おむつはバンブー素材を多く利用しています。これも環境負担軽減につながっています。

布おむつを通して、環境についていろいろなことをこれからも知り学び発信していきたいと思います。

赤ちゃんのおしりに洗いたての布おむつをあてる喜びを感じながら、ごみを少なくする生活が送れます。ぜひ1枚からでも始めてみませんか。